【第58話】ネットを知り尽くした元決済代行会社が行き着いた究極の電子書籍販売

株式会社インフォトップ

意外な会社の電子書籍販売参入

今年のブックフェアはさながら、電子書籍フェアの様相を呈した。中でもひときわ異彩を放ったのは、とあるブースだった。このブースは多くの出展者と違い、本の中身や電子化の技術をアピールせず、ひたすらどうやって売るのかをテーマに掲げていた。ある大手出版社の営業部長は、そのブースを見て面白く思い、後日、その担当者と会ってある契約を行なったという。

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【第57話】マーケティングのプロが説く「売れない商品」を有名にする方法

前ウブロジャパン社長 高倉 豊氏

無い無い尽くしのなかで1個200万円もする無名の腕時計を大ヒットさせた

昨年末までウブロジャパンの社長だった高倉豊さんにお会いした。高倉さんは化粧品や時計などいわゆるブランド物の日本法人の代表を数多く務めた人だが、日本で無名だったブランドを大変に有名にしたことで名を上げた人である。

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【番外編・7】こういう状況だからこそ企業は中国市場に目を向けよう

「日本外し」は本当に深刻か

経済誌の特集などを読むと、どの雑誌も共通して扱っているテーマが二つある。一つは東京電力と原発の問題。もう一つは日本外しの問題だ。

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【番外編・6】震災にまつわる情報の話

ネットで大震災情報を得る初めての経験

今度の震災ではいろいろな思いを持ちました。それはだれとて同じです。私は活字情報に携わるものの一人として、今回のように情報が入り乱れるケースは始めての経験です。阪神淡路大震災のときはまだインターネットは普及していませんでした。9.11のときはアメリカの国の話でした。

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【番外編・5】日本の10倍以上の市場で、渇望される日本の商品の「品質」

日本に迫り、すぐに追い抜いていきそうな
中国市場の活力

日本の消費材メーカーにとって、今後数年の売上げアップを期待できるイベントが中国北京で12月16日から開催された。中国通販業界の2010年年次総会がそれだ。

と、これだけでは何のことか分からないだろう。説明しよう。

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【第56回】定年後創業した会社を急成長させる社長の根幹は「人本主義」

株式会社高齢社

7年で7倍強の成長を実現

「今面接待ちが100人います」

そうニコニコしながら会長で創業者の上田研二は語り始めた。
「だって登録しておいて仕事がないとすれば、それは人材派遣会社といっても詐欺でしょう」

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【第55回・後編】やり方よりも在り方を追求する進学塾の京都的生き方

成基コミュニティグループ

偏差値の低い子どもがキャンプで体験するピンチ

本当の教育とは何か――。佐々木が父親の突然の死によって、それまで務めていた大手情報出版会社を辞め、成基に戻ってきたときに考えたのは、そのことだった。

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【第55回・前編】京都発・超ユニーク学習塾の卒業生は現職大臣

成基コミュニティグループ

偏差値25~30の子どもが急成長

京都に超有名な塾がある。成基学園(成基コミュニティグループ、以下成基)の名で知られるこの塾の卒業生には、今をときめく大臣の名がある。京都2区選出の衆議院議員前原誠司国交相だ。他に京都選挙区選出の松井孝治参議院議員やその他議員の名も。

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【番外編・4】日本商品に中国各テレビ局が群がった青島通販サミットって何だ?

過去2回と様相を異にした通販サミット
 
ほとんどの人の眼に触れなくとも、インパクトのある国際会議はあるものだ。2010年7月8日から10日まで中国の青島で「日中韓通販サミット」はその際たるものだろう。

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【番外編・3】ビジネスマンは話題のiPadを本当のところどこまで使いこなせるか

見せびらかすには面白い道具か?
 
iPadが人気である。いや、正直にいうと、日本でどこまで人気なのかはよく分かっていない。
「話題先行じゃないのか?」
「そりゃ、大人のおもちゃとしては面白いだろうがね」
「使ってみたいけれど、本当のところどうなんだ」などという人のために、レポートしたいと思い立ったわけだ。

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【第54回・後編】事業仕分けにも使われる会議室運営会社の売りは多様なソフト

株式会社ティーケーピー

決まったスケジュールで1年間を埋めていく
 
幸いにして、ティーケーピー社長の河野が六本木で託されたような、いわゆる訳ありビルは東京のいたるところにあった。訳ありビルだけではない。どれもが普通の相場の半額以下で借りることができた。それを時間貸しの会議室にしていったのだ。

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【第54回・前編】貸し会議室で急成長、伊藤忠元社員のベンチャー魂と目のつけどころ

株式会社ティーケーピー

貸し会議室って儲かるの?

貸し会議室というビジネスがある。そんなものビジネスになるのか? と思う人は多いだろう。何せ時間貸しだ。いつ埋まるとも分からないスペースを開けておくなら、賃貸で貸した方が効率がいいと思うし、別の使い方もあるのではないか、とも。そもそもそんなニーズは世の中にあるのか?

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【番外編・2】「そんなに儲かるなら投資をする」というほどベンチャーは甘くない

指標は改善を見せても実情はまだまだの景気
 
2月の商業販売統計速報が先頃発表された。前年同月比で4.2%の増加で、2ヵ月連続の増加となっている。「ほぉ、物が売れ始めているのか」と思いたくもなるだろうが、昨年の最悪期よりは幾分ましになった程度で(昨年の2月は前年同月比21.5%の減少だった)相変わらず物が売れていない状況は続いている。

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【第53回・後編】一泊109円をもらえる旅行代理店を急成長させた「お試し」のモデル

クーコム株式会社

信用してくれない人に綴った3ページにもわたるメッセージ
 
クーコム株式会社の会員が増え始めたのは、ネットでサービスを開始して1年ほど経ってからである。1泊1200円という信じられないような値段設定で逆に不審がられたものの、やはり価格の魅力の力は大きくそれが支えになっていたのだ。とはいえ会員数はまだ微々たるもの。それでも問題は絶えない。今度はサーバーに問題が起きた。

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【第53回・前編】一泊すると109円をもらえる!? 特異な旅行代理店のユーザー本位経営

クーコム株式会社 

格安の旅館・ホテルがふんだんに掲載されたサイト
 
急成長している会社に勢いがあるのは当たり前だが、得てしてその勢いのよさが独りよがりだったりするものだ。しかし、本当に真っ当な勢いのある会社は見ていても話を聞いても清々しい。そんな会社の一つにあげてもいいだろう、それがクーコム株式会社である。

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【番外編】民主党政権は起業にチャンス!

民主党政権が誕生して5ヵ月近くが経過した。100日といわれるハネムーン期間も終了し、通常国会では補正予算が通り、現在本予算の審議中である。それほどテレビには出てこないが。
 
ここのところ、新政権への反応を聞くために経営者に話を聞いている。また、民主党議員にも何人か会って話を聞いた。

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【第52回】医師免許取得社長が始めた「サイトに集客」ビジネス高利益の秘密

株式会社 DYM

実績以上に大きな成長力を秘めた会社
 
面白い会社が出現したものだ。サイトで売上アップを保証してくれるのだという。
「とにかくわれわれに任せてくれれば、絶対に売上を上げる。報酬は成果報酬で構いません」と社長は淡々と語る。成果報酬ということだから、売上が上がらなければ報酬はないに等しいわけだから、これは相当な自信と裏付けがないとできないビジネスだ。
「そんなことができるんですか」と尋ねると
「できます」と単刀直入な答えが返ってくる。

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【第51回】愚直さと先見性とで周到なWeb戦略を構築するコンサルティング会社

デジタルワン株式会社 

コンサルした企業は確実に売上げ伸長
 
新聞やテレビ、雑誌など既存広告メディアが急速に力を失いつつあるなかで、勢いを増しているのがインターネットというメディアであることは今や小学生でも知っていることだが、実はその最大の効果は「広告」や「販売」ではなく「販売促進」にあるという現実は、認識されているようで案外無視されていることかもしれない。

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【第50回】常識を超えた水と油の融合技術で青森ひばを世界に広げる

株式会社ひば倶楽部 

スプレーしておけばゴキブリも蚊もやってこない
 
青森ひばという木をご存知だろうか。といっても多くの方はピンと来ないだろう。それでは質問を変えて、ヒノキチオールという言葉を聞いたことはあるだろうか? われわれの健康志向が進むなかで、ヒノキチオールは抗菌性に優れ、防カビ、防虫効果もあり、しかも匂いが清々しいということで注目されている。

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【第49回】専門老舗出版社が見せる、機動力ある超堅実経営の実像

有限会社モデルアート 

映画上映前から即日完売の出版物
 
まだ映画が上映前だというのに、その映画に関連した1冊の本がベストセラーの兆しを見せている。1800円という比較的高い値段が付けられているにもかかわらず、セブン&アイ傘下のコンビニなどでは即日完売。早くも増刷の注文が舞い込んできている。

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【第48回・後編】素人発想で奇跡的な製品開発をした老舗企業の未来

山本化学工業株式会社

【前号のあらすじ】
 
北京オリンピックの高速水着問題で、国内メーカーに高速水着の素材を提供するとした山本化学工業の申し出は結果として実らなかった。しかし2009年ローマで開かれた世界水泳選手権では、同社製素材の水着が80%も使われ、史上最高の43の世界新記録を生み出す原動力となった。その開発の背景には、江戸時代から続く同社のもの作りの開発精神がみなぎっていることが分かった。ところが、同社の成功に水をさす問題が勃発したのだ。

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【第48回・前編】素人発想で奇跡的な製品開発をした老舗企業の未来

山本化学工業株式会社

ウチの素材ならレーザーレーサーに負けない
 
2008年の北京オリンピックの前、ちょうど各種目で代表選手が決まっていた頃、水泳選手の間では水着問題が持ち上がっていたのを覚えている人は多いだろう。俗にいう「レーザーレーサー」問題である。英スピード社のレーザーレーサーという水着を着て泳いだ選手が、軒並み世界新記録を出し、世間を賑わしたことに端を発した問題だ。ところが日本選手は当時日本水連がスピード社とオフィシャルサプライヤー契約を結んでいず、契約を結ぶ国内メーカーにレーザーレーサーと同等以上の水着の開発を求めた。結論からいうと国内メーカーは開発を行なったが、結局水連はレーザーレーサーの着用を認め、多くの選手はそれを着て泳いだ。

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【第47回】障害者専門の人材・転職情報サービスで急成長した経営者の「理念」

株式会社ゼネラルパートナーズ

障害者を雇うための情報がない時代があった

NPO(非営利団体)という言葉の普及が象徴するように、社会貢献という言葉が一つの運動体としてとらえられるようになってきた。日本はそれでもまだ普及が低く、米国では総就業者数の11%がこうした団体で働いている。

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【第46回】顧客がファンになっていく! 稀有な会社の大切にする「力」

株式会社ファクトリージャパン

上顧客がおカネを払ってパーティーに参加する
 
優良企業の条件のひとつに、顧客を大切にする企業が上げられるのは誰もが知っているとおりだが、それを越えて顧客が企業のファンになるという会社に出会った。
 
それが全国に約80店舗の整体サロン「カラダファクトリー」を展開する(株)ファクトリージャパンである。

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【第45回】追随できない仕組みを作って急成長。顧客本位の素人発想の凄み

シナジーマーケティング株式会社

3年で売上高2.3倍、経常利益3.6倍の急成長
 
一時期、マスカスタマイゼーションという言葉が流行った。マス(大衆)とカスタマイズ(注文に応じて作る)をくっつけた造語で、全ての人それぞれにカスタムメイドの商品やサービスを提供するということ。そんなことは不可能だと思うが、それをコンピューターが可能にするのだといわれていた。実際にCRM(Customer Relationship Management:ITを利用して顧客との信頼関係を築く経営手法)という手法も使われ、いまやこの分野は急成長している。

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【第44回】パソコンの全トラブルに訪問サービスで対応する企業の急成長の理由

日本PCサービス株式会社

あってほしいコンシェルジェサ―ビスを実現した
 
パソコンのトラブルほど厄介なものはない。ある程度パソコンに精通している人でも予期せぬトラブルにはなすすべもない。例えばいきなりフリーズしても、それがウィルスによるものなのか、単にメモリーを使いすぎているからなのか、原因が分からないものがほとんどだからだ。挙句、メーカーのサービスセンターに電話しても、音声ガイダンスによって案内されると、それだけで不安に陥ってしまう。
「もっと簡単に、すぐ対応してくれるサービスはないのか!」と声を大にして叫びたくなるのはもっともなことだ。

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【第43回】歴史的不況でさらに輝きを増す堅実経営の鏡

テクノアルファ株式会社

今回の不況は分析すれば怖くない
 
世界的な不況が日本経済にも影を落とすなかで、不況分野の一つ、半導体の事業で堅実な成功を収めている企業がある。テクノアルファ株式会社だ。

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【第42回】儲からない代名詞の業種で大成功した男、少年時代の夢

株式会社トレジャーファクトリー

小さい頃から目標は起業だった
 
中学生時代から父を超えるのが目標だった男が着実にその目標を実行して、大学を卒業後すぐに起業した。12年かけてその会社は上場に至る......。そんな夢物語のような話はフィクションの世界では見向きもされない。しかし、男は現実のビジネスの世界でやってのけた。2007年、東証マザーズに上場したこの会社はトレジャーファクトリー。36歳社長が率いる「宝物の工場」だ。

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【第41回】社員がひとりでに自立していく、すこぶる元気な会社の秘密

株式会社アイル

不自然さがない元気な会社
 
1991年、大塚商会でトップセールスだった男が、その部下たちと会社を興した。マンションの一室、社員6人でスタートした会社は、社長の一声で毎月詳細な月報を元に報告会を開催した。ある社員はそんなことをしなくても分かる、といったが社長は信念に基づいて、その報告会を続け、上場した今なお続けている。新人は1年間毎日日誌を書く。まるで教育機関のような会社、それが(株)アイル。いい会社なのだ。

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【第40回】地方の花屋を東京に進出させた経営者の異色キャリア

株式会社ビューティ花壇

自衛隊のキャリアから一転、起業家を目指す
 
九州、熊本にあるまったく無名の花屋さんが東京に出てきて、大成功を収めた、といったら人はどう反応するだろうか。曰く、運がよかった。頑張った。真似のできない技術を持っていた。他社と発想が違った――。

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【第39回】平均年齢68歳、高齢ケータリング会社社長もう一つの肩書

マダム石島株式会社

料理は70年やらないと身につかない
 
高齢化社会に突入した日本の、モデルになるような会社がある。12人からいる社員の平均年齢は68歳。いずれも10年以上働いているベテランぞろい。全員女性。社長はなんと74歳。
 
こう聞くと、だれもがいったいどんな会社かと目を向けるに違いない。いたって普通の会社である。職種はケータリング。つまり、パーティーや会合などに料理やお弁当を届けるサービスをしている会社だ。

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【第38回】新鮮で美味しくしかも安いスパゲティー店の価格戦略

株式会社ポポラマーマ

この不況下で出店攻勢をかける

「物は相場の七掛けで売れるようになる」とは、ペガサスクラブ創始者の渥美俊一がいった言葉だそうだ。この理論を実践しているのが、東京都江戸川区に本社を置く(株)ポポラマーマである。
 
同社は茹であげ生スパゲティ専門チェーン『ポポラマーマ』を運営する外食産業の成長株だ。創業者で社長の安家美津志は、創業前、まだ別の会社の幹部として新規事業立ち上げに奔走していた時に、この渥美俊一の講演テープをことあるごとに聞いていた。

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【第37回】知られざる精密技術を持つ企業のルーツは山内一豊

株式会社ミロク

鉄砲鍛冶の息子が始めた地場産業
 
多くの人が普段全く接しない分野の事業の一つといっていいだろう。猟銃の製造をやっている企業が高知県にある。米国のブローニング製として出荷されるその猟銃は評判がすこぶるいい。聞けばその技術のルーツは山内一豊の時代に遡る。これを製造する(株)ミロクは、その技術を派生させ、工作機械や自動車の高級木製ハンドルの製造などにまで広げている。

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【第35回】運命に翻弄された男が興した会社の倍々ゲーム成長

株式会社エヌ・ピー・シー

世界のアントレプレナーの日本代表
 
会社というものは、ほとんどの場合一人の力でどうにかなるようなものではないが、時に一人の人間の存在が会社の存在を左右するようなことが起こる。(株)エヌ・ピー・シー社長の隣良郎が会社を立ち上げた背景には、そんな運命のいたずらに翻弄されたかのような人生模様が見えてくる。だが、その話の前にエヌ・ピー・シーという会社について触れておこう。

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【第34回】着メロを大ヒットさせた音楽科出身社長「成功」の法則

株式会社フェイス

超オタクが年商500億円の会社に成長
 
世の中には有名な事業の裏に、一般的には知られていない企業の存在がある。例えばおもちゃの世界でいえば、大ヒット商品「たまごっち」はバンダイの商品とだれもが思っているが、これを企画、製造したのは株式会社ウィズという会社である。

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【第33回】独自の「14(エクシブ)」方式で業績を拡大させるリゾート会社の戦略

リゾートトラスト株式会社

業績は常に増収増益
 
アメリカ発の金融ショックが全世界を駆け巡るなか、不安要素も多いが、日本では近年会員制のリゾートホテルが業績を伸ばしてきた。団塊の世代が2007年から定年を迎え、リゾート市場がさらに拡大していくなか、会員制リゾートホテルの開発・販売でトップを行くリゾートトラスト(株)の業績は近年急拡大した。今後のことはともかく、同社はどのような戦略で業績を伸張させてきたのか。

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【第32回】辛抱を重ねて人気サイトを立ち上げた広告代理店の先見

株式会社ぐるなび

手間暇かかるし、カネもかかる

「ぐるなび」と聞けば、インターネットを利用している人にとっては近しいサイトのひとつである。「レストランや居酒屋のガイド」をしてくれる。会合場所の案内代わりに、メールで「ぐるなび」の(その店の)アドレスが送られてくるから便利だ。
しかし、こんなにわかりやすいサイトだからこそ、時間もカネもかかる。これを成功させるということは、実は大変なことなのである。

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【第31回】家業を発展させる新事業で上場した3代目社長の起業家精神

株式会社ビットアイル

パソコンオタクの目に留まったビジネスチャンス
 
家業の倉庫業を継いだ男が、その倉庫を使って新たなビジネスを展開した。その新事業はインターネットのデータセンターである。このために新会社を作り、やがてその会社を上場へと導いた。
 
そもそもデータセンターとは何か。インターネット通信を行なう場合、すべての情報は「サーバー」を経由して届けられる。では、このサーバーはどこにあるのか。それはデータセンターという第三者の場所に置かれているケースが圧倒的に多い。

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【第30回】伝説の大ヒットを生み出した理論派創業社長の感性と遊び心

株式会社ウィズ

2005年には上場を果たした
 
世界で最も権威があるといわれるオックスフォード英語辞典を紐解くと「tamagotchi」の文字を見つけることができる。
そう、「たまごっち」である。「たまごっち」が世に出たのは1996年。当時20万台も売れれば大ヒットだったおもちゃの世界でなんと国内2000万台、海外2000万台の計4000万台を売り上げ、社会現象を引き起こしたのだから、権威ある英語辞典に掲載されて当然かもしれない。それほど世界に対してインパクトがあったのだ。

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【第29回】愚直に自らの理論を展開して、金鉱山会社を経営する男の魅力

株式会社ジパング

1400億円相当の金山を持つ金鉱山会社があった!
 
金価格が世界的に高騰していることは、一般的に知られた事実である。データで見れば一目瞭然で、2001年に1トロイオンス=271.05ドル(1g=1105円)したものが、04年には同409.35ドル(同1472円)となり、07年には同695.91ドル(同2659円)と2.5倍以上の高騰ぶりだ。現在はさらに上昇し、3000円を突破している。

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【第28回】再建途上のホテルを任された総支配人の宿泊客への心憎いもてなし

仙台国際ホテル株式会社

出張で仙台に行った。宿泊は仙台国際ホテルだった。仙台にはいくつかのホテルがあるが、たいてい便利さを重視して駅に直結するメトロポリタンに泊まることが多い。今度の場合は駅から徒歩5分というふれこみだったが、歩くと10分弱かかった。きちんとした都市ホテルだったが正直にいってあまり期待してはいなかった。

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【第27回】20万円超のオーダースーツを7万5000円で作るというビジネスの謎

株式会社モンテビアンコ

面白いビジネスを見つけた。と言っても目新しい商売ではないかもしれない。スーツの仕立て屋さんである。イタリアの超高級ブランド、エルメネジルド・ゼニアの生地でスーツを作る。値段は超安い。僅か7万5000円である。もちろん、既製服で間に合わせている人にとっては、この値段は高いと感じられる方も多いだろう。これはあくまで仕立てであり、超高級ブランドの生地を使うというところにみそがある。

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【第26回】セレブブームを創出した超優良企業の世界を見据えたブランド展開

株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド

アメリカ企業? 実は日本企業
 
若い女性を中心にしてファッションブランドの人気は相変わらず根強いが、なかでも日本のセレブブームの演出役となった企業がある。それがサマンサタバサというブランドだ。ヒルトン姉妹やペネロペ・クルス、テニスのマリア・シャラポワ、蛯原友里などをモデルやデザイナーに起用するなどして、若い女性の間で超人気のブランドとなった。全国に150店強を展開し、2005年には東証マザーズ市場に上場した。企業名は(株)サマンサタバサジャパンリミテッド。いったいどんな会社なのか。

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【第25回】老舗経営の真髄を見せながらチャレンジを忘れない超優良フォーマル企業

株式会社カインドウェア

宮内庁御用達の企業が持つ歴史
 
会計上の意味ではなく、日本では「ゴーイングコンサーン」の経営が大昔から尊ばれている。京都などに見られる老舗の経営はそのいい例だ。どの老舗もオーナー家が会社の発展的存続を考え、同時にそれが家を守ることにもなっている。

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【第24回】メディアと密接な関係を保つ、老舗PR会社の「メール、ファックス禁止」

共同PR株式会社

PRの歴史を作った会社のユニークなアイデア
 
PR(=広報)という言葉は分かったようで分かりにくい。
そもそも、PRとは1930年代、アメリカの大恐慌の時にできた言葉で、大衆が社会不安を引き起こさないように、国の政策を広く知らしめるための活動から生まれたという。日本でも昭和30年代から、しきりに企業活動に取り入れられた。

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【第23回】世界最高の音声認識技術で夢の市場を開拓する企業の目標

株式会社 アドバンスト・メディア

世界で著名な専門技術ニュースが「ベスト」と評価
 
ASR News(Automatic Speech Recognition=自動会話認識)という、著名なアメリカの音声認識技術専門ニュースが4月の第19号でとり上げた記事が専門家たちの注目を集めた。それは、富士通とアドバンスト・メディア、NTTドコモの3社がアプローチする技術が世界で最高のものだと賞賛する記事だった。一体何の技術がそのような賞賛を受けたのか? それはNTTドコモのらくらくホンプレミアム(富士通製)に搭載された音声によるメール入力システムに対してだった。

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【第22回】慎重かつ大胆にビジネス展開する新型出版社の挑戦

株式会社 文芸社

父親の出版社を継がず、独自に出版を始めた
 
この数ヶ月で70万部という驚異的なヒットを見せている一冊の本がある。それが『B型自分の説明書』だ。この本を発行しているのは(株)文芸社。自費出版(同社では協力出版と呼ぶ)を主にしている会社で、このヒット作も実は自費出版である。同社の創業者で社長の瓜谷綱延はこのヒットについてこう説明する。

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【第21回】投資家が心底欲しがる情報を提供し続ける金融情報会社の「情熱」

株式会社 文芸社

欧米と日本では投資家の質に大きな開きがある
 
よく言われることだが、欧米の投資家に比べて日本の投資家はまだ未熟で、質的に開きがある。その開きの主な原因は情報の差だと言われている。日本人投資家の場合、持っている情報が質的にも量的にも少ないのが原因で、それが投資家の質の差となって表れるというわけだ。

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【第20回】超優良経営の秘密はコスト重視、大学の信頼篤い新京都企業の成長性

株式会社 学生情報センター

同業他社とは地主への対応が違う
 
一般的には無名であっても、ある分野ではすこぶる有名で、傑出した実績を挙げている隠れた優良企業がある。京都に本社を置く(株)学生情報センターはその典型だ。同社が有名なのは教育界、なかでも大学においてであり、恐らく今、日本でいちばん大学とのパイプが太い企業と言えるのではないだろうか。

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【第19回】調剤薬局の乱立競争を尻目に高成長する新型薬局の強み

クオール株式会社

いい病院の前にいい調剤薬局を作る
 
医薬分業が進む中、調剤薬局は注目を集めている。調剤薬局とは、普通の薬局と違い、病院で処方箋をもらい、その薬を処方してもらう(買う)ところというのが一般的な認識だろうか。だから、大病院の前には、まさに門前市を為すがごとく、調剤薬局が乱立する。それはそうだ。病院の玄関に、より近い薬局がお客を征するのだろうから。

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【第18回】使いにくい?半導体容器で60%のシェアを誇るメーカーの秘密

株式会社 ミライアル

経常利益率35%、5年後に売上倍増
 
ちょっと想像して欲しい。近年、PCはおろか、家電、AV製品などどこにでも使われる半導体。その半導体のベースになるのはシリコンウェハーだ。一枚のウェハーから何個もの半導体ができてくる。さて、本題はこれからだ。ウェハーを運ぶための容器が必要になる。その容器を作るのが大変な技術なのだ。それを作っているのが(株)ミライアルという会社である。

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【第17回】勢いで始めた会社を業界大手企業に成長させた「アイディア」と「緻密な戦略」

株式会社 テー・オー・ダブリュー

会社名はトップ・オブ・ザ・ワールド !?
 
大手家電量販店の店頭─。冬だというのに浴衣を着た女の子たちが道行く人に「クイズに参加して」と呼びかけている。この奇抜さに惹かれて通行人は中に入っていく。そこには大手パソコンメーカーの新商品を説明する人間がいる...。

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【第16回】紆余曲折を乗り越えたインターネット老舗企業の実力

株式会社インターネットイニシアティブ

インターネットは儲からないと言われ続けた
 
紆余曲折の見本、と同時に大変魅力的な会社であるのが(株)インターネットイニシアティブ(略称:IIJ)だ。2005年12月には東証マザーズに上場し、翌2006年12月には東証1部に上場を果たす。専用回線によるインターネット接続事業を柱にする同社はインターネット業界では老舗として有名な存在。日本での黎明期に会社を立ち上げ、優れたエンジニアを集め、常に業界のリード役を担ってきた。技術の先進性という点では、日本の代表格といえるほど定評がある。その会社がなぜ、紆余曲折を経たか。そこに日本特有のいろいろな課題が見え隠れするようで非常に興味深いのだ。

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【第15回】僅か4年で1500億円に成長させた物流会社の愚直なM&A戦略

SBSホールディングス株式会社

有名会社を次々に買収
 
会社が大きくなるために、近年、M&Aほど多用されている手法はない。だが、そのイメージはともすればマイナスに働く。曰く「乗っ取り」、曰く「マネーゲーム」。実際にそう言われても仕方のないM&Aもある。

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【第14回】後発のアパレル会社を一部上場にした社長の「理論」と社員の「感性」

株式会社 パル

「理論」と「システム」で高成長
 
世の中に理論好きの経営者はたくさん存在するが、ファッションの分野で異彩を放つ理論家と言えば、株式会社パルの社長である井上英隆をおいて他にない。流行にはそれ自体サイクルがあり、流行の権化のようなアパレルの分野ではそれを活用していくことこそ成功の道と説く。しかも、その理論に基づいてヒットを生み出すシステムを作っていけばいい。その両輪があれば、事業は成功すると説く。

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【第13回】青臭いほどに社会正義を貫き通して高成長、転職サイト会社の底知れぬ真っ当さ

エン・ジャパン株式会社

「転職は慎重に」と訴えて7年で30倍以上の高成長

「事業というのはそれ自体が社会貢献です。しかしウチはそれだけじゃだめだと言っている。その事業に社会正義性がないといけない。だからその条件を満たす事業しかしない」 こう語るのは、転職サイト大手、エン・ジャパン社長の越智通勝である。エン・ジャパンという会社はテレビCMなどでご存知の方も多いだろう。爆笑問題が出演し、コントの後、「転職は慎重に」とメッセージが流れる。

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【第12回】世界中のアスリートに信頼される会社の「超素人発想商品」

ファイテン株式会社

日本企業で初めて米MLBに認められた信頼性
 
独創的な技術は得てして、素人の発想から生まれる。専門家は最初から既成概念を持っているため、どうしても枠を超えた発想が出来にくい。しかし、素人は「こうあればいい」という夢があり、それを現実化しようとする。そのためには既成概念など関係ない。そのとらわれのなさが、大きなブレークスルーを生むのである。

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【第11回】世界最大の発行部数、フリーペーパー『ぱど』の目標は2000万部

株式会社ぱど

新聞広告は減っても折込チラシは伸びている
 
一般にメディア事業ほど立ち上げの難しいものはない。特に多様なメディアが現出している昨今においては、その感が強い。インターネットメディアがいい例で、数多あるサイトの中で、認知度を得ることは大変な労力を必要とする。いきおい大資本が多額の資金を投入してその認知度を得ようとするが、これも上手くいくケースは稀である。雑誌の創刊にしても、数億円かけて宣伝広告をうってみたところで、最初からの成功は難しい。

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【第10回】手間暇もコストもかけてシニアビジネスに取り組む、急成長一部上場企業の本気

株式会社ゼクス

実業感覚で不動産ビジネスを興し急成長
 
ビジョンを明確にして、長期的な視野で事業を行なうということは、経営者なら誰でも口にすることだが、実際にそれを実行できる人は少数である。その少数の経営者の一人がゼクスの社長平山啓行である。ゼクスは不動産コンサルティングを主事業にする東証一部上場の企業だが、現在注目を集めているのは、数年前から注力しているシニアビジネスである。こう書くと、今のトレンドにあやかっている企業のように聞こえるが、決してそうではない。全社を挙げて、本気になって取り組んでいる姿がそこにはある。

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【第9回】「移動」情報で多くの客を引き寄せる小さな会社「ジョルダン」の大きな戦略

ジョルダン株式会社

パソコンで浸透させ、携帯で刈り取る
 
1つのことを極めるということは、大切な経営の要素である。近年になって、アメリカのコンサルティング会社が「集中と選択」という言葉で事業の再構築になくてはならない要素として用いるようになったが、本来これは日本企業にこそふさわしい言葉だったし、現に強みを発揮している企業の多くは、この「集中」が出来ている会社である。

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【第8回】24時間年中無休で、人で溢れさせる「すしざんまい」の超前向き経営

株式会社 喜代村

築地場外を復活させた男
 
世の中に前向きな経営者は数多いが、常に前を見ている経営者という意味で図抜けているのが(株)喜代村社長の木村清だろう。木村と会うと、いつもその攻めの姿勢に驚かされる。それも、自ら楽しんで行なっているから、周囲もついその気にさせられるのだ。

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【第7回】無名だが世界のアーティスト御用達の世界的音響企業の「次は映像」

ヒビノ株式会社

年間に2600回ものコンサートをサポート
 
日本が誇る世界的企業の代表格とも言える、ホンダとソニー。この2社はどちらも第二次世界大戦後に出来た、比較的新しい企業である。この二社が設立された頃の日本は、どちらかといえば、安かろう悪かろう的な商品を多くの企業が作っていた。いい素材も手に入らないし、また、安価でないとものが売れなかったのである。だが、ソニーやホンダはそういう中で、自らのもの作りを大切にして、「日本製」の名を世界に拡げていった。

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【第6回】米国子会社から出発、気象情報会社「ウェザーニュース」のあっという間に世界一

株式会社ウェザーニューズ

会長も社長もオープンスペースで議論を戦わせる
 
トップから社員までこれだけ本音でいろいろなことが言い合える会社も珍しい、と思わせるのが、世界一の気象情報会社、(株)ウェザーニューズである。

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【第5回】「夢を形にする」ことで、地方再生を実現していく不思議な会社

(株)アスクプランニングセンター

大阪に平成京を作るという男
 
経営者に必要なものの一つに「夢を持つ」ということがある。もちろんどんな夢でもいいわけではなく、自らの事業をどのように展開していくかということについての夢である。多少理屈っぽく言えば、その夢は、社会に対してどれだけ役に立つか(価値があるか)という視点が必要である。またその構想は大きければ大きいほどいい。その視点で企業を見ると、意外に夢のある企業が少ないことが分かる。

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【第4回】超変な会社「店舗の掃除人」の超真っ当経営

(株)テンポスバスターズ

上司が嫌なら店を替われ、そこが嫌ならまた替われ
 
これほど変な会社も珍しいという意味で、おもろい会社の筆頭に上げられるのが、株式会社テンポスバスターズである。
 
何が変かというとまず社名が変である。テンポスバスターズ――店舗s(複数形)の掃除人(バスターズ)というのだ。業務用厨房機器のリサイクルが事業であるから、社名もなるほどと頷けるのだが、それにしてもこんな社名を付けるのはどんな社長か、と思ってしまう。

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【第3回】素人の目線で「食品素材」を開発する無名のヒット商品創造企業

(株)ファーマフーズ

大ヒット商品の隠れた演出者
 
何がおもろいのか、という視点に立つと会社の性格がよく分かる。今回のファーマフーズは、発想がおもろい。
 
と言っても、何のことかピンとこないだろう。具体的に紹介しよう。

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【第2回】ナノテクで化粧品業界に殴り込みをかけた、84歳社長の「川下」発想

(株)ファーマフーズ

機械メーカーが化粧品を開発した
 
こんな会社はめったにないという好例が、ホソカワミクロンである。正確に言うと、この会社の出している化粧品に注目が集まっている。同社の化粧品はネットで売られている 隠れたヒット商品なのである。

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【第1回】世界有数の風力発電事業を持つ、山口の不動産会社の心意気

(株)原弘産

世界3兆円市場で風力発電の受注残150基
 
風力発電といっても日本人にはピンとこないかもしれない。曰く「晴れている日ばかりではないのに安定供給ができるのか」、「発電量が小さすぎてお話にならないのではないか」、「意外に音がうるさい」等々。

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