今週の第1位は『週刊ダイヤモンド』・・・広告戦争

週刊ダイヤモンド ... 広告戦争 デジタル空間の覇権めぐる人脈と金脈
日経ビジネス ... 外弁慶企業HITACHI
週刊東洋経済 ... トクする保険ソンする保険
週刊エコノミスト ... 今が買い! 株・投信

 広告業界がデジタルに大きくシフトをしているという話はよく聞くが、その実態は業界関係者でない限りあまり知らない人が多いんじゃないか、と思っていたら『週刊ダイヤモンド』がその知られざる業界の特集を組みました。フェイスブックの日本市場での誤算や業界地図などなかなか読み解くことが難しい分野を上手く整理してまとめてあります。ということで、これが今週の第1位です。第2位は「日立」を取りあげた『日経ビジネス』です。技術に定評のある同社ですが、日本では「この木何の木」のCMソングの方が有名です。でもさすがに大日立。鉄道ビジネスなどを中心に海外でその存在感を高めているようです。
『週刊東洋経済』は毎年の恒例企画保険特集です。プロ11人に各種別の保険を点数をつけて評価しています。保険に入ろうという人には分かりやすく便利かも知れません。
 そして、第4位は『週刊エコノミスト』です。先週は『週刊東洋経済』が特集していましたが、株と投信の特集です。

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第1位
■ 週刊ダイヤモンド■ <<<  知らない世界で起きている「戦争」

 日本のインターネット広告の市場規模は2014年1兆円を超えた。新聞・雑誌・ラジオの広告費合計を追い抜き、いずれは約2兆円のテレビ広告を抜き去るとみられている。今週の『週刊ダイヤモンド』は、「広告戦争 デジタル空間の覇権めぐる人脈と金脈」と題して、この広がり続けるカオス=デジタル広告市場に迫る。
 世界17兆円、日本1兆円というのが現在のデジタル広告市場。グーグルやフェイスブックなど巨大IT企業のみならず、新興ベンチャーも後を絶たず、実際のデジタル広告業界はさながらブラックボックス。その商業構造を把握することすら簡単にはいかない。2010年、米コンサルティング会社のLUMA Partnersが、その名も「カオスマップ」という業界地図を発表し、毎年更新されるようになり、業界人必携の地図として日本版も出されるようになった。本誌ではそこを1歩進めて、カオスマップを元に各企業にインタビューを行い、地図の再編集を試みた。無数のプレーヤーがどううごめき暴れまわっているのか。デジタルネイティブ世代にも私のようなフォローアップ世代にも有用な切り口の特集だ。
 巻頭では緊急特集「ギリシャ発!揺れる世界経済」も。


第2位
■ 日経ビジネス■ <<<  海外で評価が高い日立

 日本国内での評価は高くないが、海外では革新的でエキサイティングな成長企業! それが日立製作所の本当の姿だという。今週の『日経ビジネス』は「外弁慶企業HITACHI」を特集する。
「安定感はあるが、革新性がない」「技術はあるが、商売下手」......そんなイメージを一般的に持たれがちの日立製作所は、戦後の日本経済を牽引してきた偉大な功績の割に市場や消費者からの評価がいま一つだ。しかし一方で海の向こうでは評価がすこぶる高い。国内では進めにくいさまざまな改革を海外で先行的に実施しており、それが実を結び成果を上げている。また、その改革が国内にも新しい風を呼び込み抜本的な体質転換を果たせていなかった日立に転換期をもたらしているのだ。
 例えばその評価の要因の一端は欧州で急速に存在感を高めている鉄道ビジネス。2012年に英国高速鉄道計画を受注し、今年にはイタリアの大手企業から鉄道車両と信号事業を買収。欧米三強と比べれば規模は半分程度だが、成長率は彼らをしのいでいる。中国エレベーター事業では圧倒的なスピードで積極投資を行ない、広い中国全土を4つの工場でカバー。シェアを伸ばしている。裏には、"日本企業らしからぬ"現地トップへの権限移譲や本気の現地化がある。


第3位
■ 週刊東洋経済■ <<<  人生いろいろ保険もいろいろ

 自分が加入している保険を簡単に見直す方法は? 相続・争族に保険で備える方法は? 「お宝保険」を教えて! 病気持ちでも保険に入るには? そんな要望に応えるのが、今週の『週刊東洋経済』の第1特集「トクする保険 ソンする保険」だ。毎年1回は組まれる定番中の定番テーマだが、保険大好きの日本人はどうしても保険の断捨離が難しく、つい加入しすぎているケースが多いらしい。
 同 誌では11人のフィナンシャルプランナーの意見をもとに保険のカテゴリーごとに必要度を5段階評価し、さらにその中でオススメ/オススメではない保険をまとめている。これを元にして自身の保険を整理可能とのことだ。
 Part2では加入することで相続税の節税につながる保険加入のノウハウや予想遺産額に応じた対策。Part3ではソンする保険をつかまされないための心構えも伝授する。
 巻頭特集は「それでも消費はよくならない!」。爆買いVS客数減に象徴される都市インフレと郊外デフレ、ロイホから安いガストに流れるランクダウン消費など、不安いっぱいの消費動向に焦点を当てる。


第4位
■ 週刊エコノミスト■ <<< 投資指南

 先週の『週刊東洋経済』に続き、『週刊エコノミスト』も今週「今が買い! 株・投信」と、投資情報を特集テーマにもってきた。「日本株が好調に推移するなか、ギリシャ問題や米国の利上げなど先行きリスクも大きい。その中で、株や投信に投資する場合はどのような戦略で臨めば良いのか」指南する特集だ。
 それにしても、ギリシャ・ショックに上海市場の下落と、警戒感が強まるなか、日本市場は影響を受けつつも冷静で順調に推移しているように見える。大企業の景況感もプラスに転じ、個人消費もデータ上回復傾向。ファンダメンタルズが改善して「押し目買い」のチャンスと見る専門家も多い。投資信託セミナーも20代から40代の投信初心者が増え活況だという。
 日本株編では上値余地を残す銘柄、投資信託編では注目のファンドなど最新情報を専門家がレクチャーする。
 チェ・ゲバラの甥へのインタビューは面白かった。


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